(2024/2/26 17:00)
26日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、史上最高値を2営業日連続で更新した。3連休を挟み135円3銭高で、終値は3万9233円71銭だった。人工知能(AI)の普及を背景に、前週の米国市場はエヌビディアを中心とした半導体関連株が急上昇。国内市場でも半導体需要の増加予想が広まり、株高につながった。
バブル経済期の1989年以来、約34年ぶりの高値水準が続く。米国景気の堅調さに加え、日本企業の業績に対する投資家の高評価が下支えとなっている。日本株の買い優勢は、「株価純資産倍率(PBR)改革や資本効率の改善が進み、株高でも自社株買いが高水準にある」(大和証券・坪井裕豪チーフストラテジスト)点が大きい。「売る人が少なく、需給が株価を押し上げている」傾向がうかがえる。
今後は、半導体関連株が短期的な過熱感から調整に入る可能性が高い。節目の4万円台に向けて、値固めの週となりそうだ。
(2024/2/26 17:00)
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