(2024/4/22 17:00)
リコーは22日、文書のデジタル化を手がけるドイツのスタートアップ、Natif.ai(ナティフAI)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。文書内の手書き文字の認識や、請求書や納品書、注文書といった異なる帳票の自動分類を可能にし、顧客のデジタル変革(DX)の支援につなげる。買収額は数十億円とみられる。
ナティフAIは光学式文字読み取り装置(OCR)技術などに強みを持つ。リコーは2019年に買収した独ドキュウェアを通じ、ナティフAIを子会社化した。データの管理・活用ができるサービス「ドキュウェア」にナティフAIの技術を組み合わせることで、多様な文書をデジタル化できる。
同日都内で開いた説明会でリコーの入佐孝宏コーポレート上席執行役員は「お客さまの課題に向き合って、(業務・作業の)『タスクゼロ』を実現したい」と語った。
(2024/4/22 17:00)
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