日精サービスが長岡に新倉庫 新潟11拠点集約、人員3割減へ

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  自動倉庫は入出庫をシステム管理してモニター上に作業を指示する

【新潟】日精サービス（新潟県長岡市、小林智行社長）は２３日、新倉庫「長岡ロジスティクスセンター」（同）を竣工したと発表した。５月７日に稼働する。同県内の１１拠点を集約して物流や人員を効率化する。自動倉庫を導入し、収容能力を従来比約２０％高めた。親会社の日本精機や関連会社が製造するメーターやヘッドアップディスプレー（ＨＵＤ）、その材料などを中心に一般荷物も扱う。投資額は非公表。

新倉庫は２階建てで延べ床面積は６４８５平方メートル。長岡下々条工業団地内に位置し、同社の本社や日本精機の本社、主要幹線道路や高速道路のインターチェンジに近い。

トヨタＬ＆Ｆ新潟（新潟市東区）の自動倉庫を導入した。拠点集約と合わせて人員を従来比約３０％削減できる。荷姿変更や、荷物に簡単な加工を施せるスペースも設けた。付加価値を提供して差別化する。屋根には太陽光発電パネルを設置し、使用電力の一部をまかなうことで年間２ー３割の電力削減を見込む。