上期の貿易赤字3.2兆円 自動車輸出伸び赤字額53.7％減

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財務省が１８日発表した２０２４年上期（１ー６月）の貿易統計速報（通関ベース）によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は３兆２３４５億円の赤字となった。６期連続の赤字だったが、赤字額は前年同期に比べて５３・７％減少した。円安の影響で自動車や半導体等製造装置などの輸出が伸びた。また同日発表した６月の貿易収支は前年同月比６・１倍の２２４０億円の黒字だった。

２４年上期の輸出額は７期連続の増加となり、前年同期比８・８％増の５１兆５１６９億円となった。自動車や半導体等製造装置、半導体等電子部品などの輸出が伸びた。輸入額は２期ぶりの増加で、同０・８％増の５４兆７５１４億円となった。電算機類や航空機類、原動機などの輸入が増えた。