ニコンが米でファンド設立 75億円規模、スタートアップに投資

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ニコンは２７日、米ジオデシック・キャピタルと共同でスタートアップへ投資するファンド「エヌフォーカスファンド」を設立したと発表した。ファンド規模は５１５０万ドル（約７５億円）。運用期間は最長１２年。同ファンドは米国で活動し、エネルギーやファクトリーなど、ニコンの戦略分野を対象に、北米やその他主要地域のスタートアップに投資する。

エヌフォーカスファンドはジオデシックとニコン米子会社のニコンベンチャーコーポレーションが共同運営する。ジオデシックが持つ米シリコンバレーのネットワークを使い、有望なスタートアップへ投資する。投資を通じて、ニコンの人材育成や事業シナジーの創出、事業戦略の拡大につなげる。