MF-TOKYOの歩き方
「レーザマーキング」という言葉から、何となくイメージできるのが、レーザを利用してマーキング(印をつける)と考えられるだろう。また、「レーザ」という言葉からは、レーザ切断なども思い出される。ここでは、基本から眺めてみる。まず、レーザとは、光を増幅して放射する光のことで、大きなエネルギーを持ち指向性や収束性に優れている。レーザ加工機が機能できる3つの加工「カット、彫刻、マーキング」である。どれも、レーザを利用しているが、加工機械となると、レーザカッター、レーザ彫刻機、レーザ刻印機となる。
レーザマーキングは、「刻印」をする機械と考えることができる。原理は、対象物にレーザ光を照射して表面を溶かす、焦がす、剥離する、酸化させる、削る、変色させることでロゴや商品名、シリアル番号や型番などを印字する方法である。レーザマーキングは、「マスク式」と「スキャン式」の2種類がある。
○マスク式:レーザ光を面で照射し、マスクを通過した部分のみが印字される方式。高速・高解像度のマーキングが可能であるが、印字内容に合わせたマスクを用意する必要がある。
○スキャン式:レーザ光の照を一筆書きのように印字していく方式。従来はXYの2軸制御だったため平面にしか印字できないが、現在ではZ軸により高さを制御が可能なために、あらゆる立体形状の対象物にマーキングできる。
プレス技術とは・・・プレス加工・プレス金型から材料、IT活用、生産システムまで、生産現場の課題に応える塑性加工技術の総合専門誌(毎月8日発売)
塑性加工技術の専門展示会「MF―TOKYO2019 第6回プレス・板金・フォーミング展」(日本鍛圧機械工業会、日刊工業新聞社主催)は盛況のうちに閉幕した。... <続きを読む>
東京・有明の東京ビッグサイトで3日まで開催中の塑性加工技術の専門展示会「MF―TOKYO2019 第6回プレス・板金・フォーミング展」では、海外... <続きを読む>
塑性加工の世界では、ファイバーレーザーの発振器や用途別システムの開発が進んでいる。プレス機でも周辺技術を含めた工程全体の効率化・無人化を追求する... <続きを読む>
31日に開幕した塑性加工技術の専門展示会「MF―TOKYO2019 第6回プレス・板金・フォーミング展」では、各社がレーザー加工機やサーボプレス... <続きを読む>