MF-TOKYOの歩き方
「CAE」は、「Computer Aided Engineering」の略語で、読み方は、「シーエーイー」または「カエ」である。多様な日本語訳があるが、ここでは「コンピュータ支援設計支援」とする。「設計支援」とは、製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うことである。しかしながら、現実には、かなり狭い範囲で、コンピュータを利用した強度解析(製品の製造工程や使用される環境下で、外部からエネルギーが与えられたならば、どのように変化するか)としての、有限要素法による数値解析を意味することが多い。「有限要素法」とは、単純化するならば、サッカーボールの変形を求めるために、表面積は、小さな平面の集まりとして考え、初めに個々の単純な平面に分割し、それぞれの変形求めて、再度、平面を組み立てることで、リンゴ全体の変形を求める。
プレス加工では、加工時における金型の変形・プレス機械の変形・プレス加工の変形過程等を数値解析して、「見える化」することである。実際のCAEのソフトウェアは、
○プリプロセッサ:CADデータで作成された製品に、解析に必要なデータを入力するためのソフトウェア。
○ソルバー:プリプロセッサのデータを利用して。実際に数値計算をする。
○ポストプロセッサ:ソルバーによる解析計算結果を、可視化することで設計支援を行う。
の3つの段階で構成されている。
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