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記事検索結果
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今年は盲目の国学者塙保己一(はなわ・ほきいち)の没後200年にあたる。江戸後期、41年かけて大文献集『群書類従』を完成させた。貴重書の散逸を免れた功績は大きい。
一天、にわかにかき曇り―とは講談などで風雨の急な襲来を告げる言い回し。漢詩『望湖楼酔書』には、これによく似た表現がある。 「黒雲、墨を翻して未(いま)だ山を遮らず...
ユネスコ無形文化遺産に登録された細川紙の産地、埼玉県小川町には銃後の悲しい歴史がある。太平洋戦争で風船爆弾に使われた気球紙の一大生産地となった。 高度1万メートル、北米大陸まで約90...
注目の新天地は花の都パリに決まった。サッカー界のスーパースターのリオネル・メッシ選手が、パリ・サンジェルマンFCに移籍した。ただ、前所属先のFCバルセロナからの退団会見では「この先もバルセロナにとどま...
「堪忍の、なる堪忍は誰もする。ならぬ堪忍、するが堪忍」―。江戸期に台頭した心学の教えだが、現代で最もこの言葉が知られているのは古典落語『天災』だろう。
役人の命を受けた陶器師は念を入れて上等な茶わんを焼く。役人は殿さまに差し上げ「陶器は、軽い、うすでのをとうとびます」と伝える。 戦前・戦後の児童文学界で活躍した作家の小川未明は今年、...
「おもてなし」をどれだけ伝えられただろうか。東京五輪が8日、閉幕した。ゲーム音楽で行進した開会式や、狭い日本式住居をベースにした選手村など、関係者にとって新鮮な経験だったろう。
がん治療中の知人に見舞いのつもりで電話をしたら、放射線治療の後で「気分が悪く会話に集中できない」と絞り出すような声が返ってきた。副作用について理解が足らない自分を恥じた。 横浜市立大...
岡山県新見市の無人駅、備中神代(こうじろ)駅と広島駅(広島市南区)の間が路線となるJR芸備線の一部が存続の危機にある。距離159・1キロメートルで全線単線・非電化のロー...
東京オリンピックで連日熱戦が続き、日本選手の活躍に日本中が沸いている。お家芸である柔道はうまく胴着をつかむことが勝敗を左右するとあって、見ている我々も手に汗握ってしまう。試合が終わると、手が汗でびっし...
日本人は、野球のように攻守の時間が分かれ、監督の采配がゲームを左右する競技には向くが、攻守が不規則に入れ替わるゴール型球技は得意でない。ミスター・ラグビーこと平尾誠二さんが講演でこう語っていた。...
小欄の新型コロナウイルスワクチン(モデルナ製)の2回目接種から10日あまりが過ぎた。1回目は打った左肩が数日間痛がゆい程度だったが、2回目は接種から24時間後に発熱が始まり、倦怠...
作家、向田邦子さんにとって鰻(うなぎ)のかば焼きは、しょっぱい涙の味がした。小学校3年生の時、肺門リンパ腺炎を患う。母に連れられ、よく病院近くの小さな鰻屋へ行った。
「このような大変な時期にオリンピックを開催して、僕たち選手はありがたい」。柔道男子66キロ級の阿部一二三選手は、優勝直後のインタビューで最初に感謝の気持ちを表した。東京五輪が開幕し、毎日熱戦が続く。&...
連日のように「熱中症警戒アラート」が各地で発表されている。新型コロナウイルス感染症と熱中症は、初期症状が似ているだけに、対応がやっかいだ。我々は2年続けて同じ悩みを抱えている。
先週末の晩、家路を急ぐ京阪電車が祇園四条駅(京都市東山区)に到着すると、浴衣姿の若い2人連れの女性が勢いよく降車して、階段を駆け上がっていくのが見えた。そうか祇園祭前祭(さきま...